IYH記録-1 BOSS・DF-2
「イヤッッホォォォオオォオウ!!」(AA略)
IYHとは…それなりに大きい金額にも関わらず欲しくてたまらなくなり、勢いに任せてものを衝動買いすることである―――
はい、今回は楽器の話。
…といっても今回はギターだけどさ、しかもエフェクター(
そんなこんなで新しいエフェクターを衝動買いました。
まぁ中古品なのに新しいと評するのはいかがなものかと思わんでもないが(
今回買ったのはこれ。
BOSS・DF-2 Super Feedbacker&Distortion。
ヤフオクで5,000円で買ってきた。中古相場は大体6~8,000円くらい?
そんなに大きい金額じゃない?まぁそう言わんといてェな。
まだACAアダプターだった頃の古臭えエフェクターですわ、ええ。生産期間は1984年9月から94年4月。意外と長生きだったな(
こいつは名称がどこぞのピックアップの商標に引っ掛かって改名された後のモデルで、日本製。改名される前はSuper Distortion& Feedbackerという名前。答え言ってるようなモンだが気にするな。
一見何の変哲もないディストーションペダルですが、ちと変わった機能が付いてます。
フィードバッカーの名が示す通り、ペダルを踏みっぱなしにすると擬似的にフィードバックサウンドを発生させるという変わり種。
数多いBOSSのエフェクターの中でもフィードバッカーの名を冠するのはこのDF-2とFB-2 Feedbacker&Boosterのみ。…だったはず←
さて弾いてみた感想をば。
使用機材はFender Japan ST-57と、FernandesのSFR-512、アンプはIbanez IBZ-3。ショボい?気にすんな!(
ディストーションの音は初期DS-1に近い、ないしはほぼ同一と言われているだけあって、確かにかなりDS-1に近くて俺好みの音。
実際に搭載されているアナログ回路も似ているらしい。
想像以上に優等生だった。これは使える。やるじゃん。
一方フィードバック音はオシレーター(発振回路)を使って無理矢理フィードバック的な音を造り出しているに過ぎないので、やや、というか結構不自然。
音の発生原理から違うが故の相違点も少なくないので、フィードバッカー目的で買うとちょっとガッカリする。
だが逆に言えばそれだけ独特な音が得られるということで、とことん新しいサウンドにチャレンジする人には面白いおもちゃかも。・・・しれない。飛び道具としては面白いんじゃん?
OVER TONEツマミでフィードバック音のキャラクターが変わり、通常のディストーションサウンドから耳が痛いほどの倍音まで幅広く変えられる。
またただ音が伸びているのではなく、ビブラートもかかっているのだが、このビブラートが調整できないのがちょっと残念かな。
基本的にはフィードバッカーとしては役不足なことが多いが、絶版の中古品と侮るなかれ、その実力は本物。
フィードバッカーも踏むタイミングとOVER TONEの具合次第では使える…かもしれない(
要研究。
とはいえ絶版品であることとフィードバッカー機能の特殊性もあり、結構マニアライクなモデルではないでしょうか。
でも僕は結構気に入りました。
…コスパ?結構差があると思うよ、うん。いや何せ中古品しか現存しないし、好みがあるからね…
取り敢えずOD-2とG2.1Nuしか持ってないヤツが3つ目で買う代物じゃあねぇかな!うん!!!まぁいいか!!!いいんだよ!!!!!
ちなみに、BEHRINGERからこいつのコピー品というかそっくりさんというか、それにあたるFD300 ULTRA FEEDBACK DISTORTIONなんてものが売られているそうです。
品質?シラネ(
ベリンガーのペダルは壊れやすいとは聞くが。でも音はなかなかとも聞くが。とにかくネタには事欠かない。